20230530 Jose Mourinho(C)Getty Images

モウリーニョ、EL決勝前に再び古巣トッテナムへ皮肉?「ローマは決勝前に解任しなかった」

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、再びトッテナムに対する皮肉ともとれる発言を残した。

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)覇者として今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)に参戦したローマ。グループステージを突破すると、レアル・ソシエダやフェイエノールト、レヴァークーゼンを撃破して決勝戦まで駒を進めることに。2シーズン連続でのヨーロッパ・カップ戦タイトル獲得をかけ、31日にセビージャと激突する。

会見に出席したモウリーニョ監督は、決勝への意気込み口に。そしてその後、2019年11月~2021年4月まで指揮したトッテナムについても語っている。

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「ローマはティラーナでのファイナル(昨シーズンのECL決勝)の前に私を解任しなかった。しかし、トッテナムはファイナルの前に私のクビを切った。ローマはティラーナでのファイナルで勝つためのチャンスを私にくれた。トッテナムではチャンスがなかった」

モウリーニョ監督は、トッテナム時代の2020-21シーズンに長年タイトルから遠ざかっていたチームをカラバオ・カップ決勝に導いた。しかし、マンチェスター・シティとの大一番の直前に解任され、同クラブでタイトルを手にすることなく去っていた。

同指揮官は先日にも、会見の中で「キャリアの中で、唯一深い愛情を抱かないクラブはトッテナムだ。私が指揮した期間は新型コロナウイルスの影響でスタジアムが空席だったからね。そして(会長のダニエル)レヴィが多くのものを与えてくれなかったし、決勝を勝ってトロフィーを掲げさせてくれなかったからだ」とコメントしている。

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