ローマは、イヴァン・ユリッチ監督の就任を発表した。
昨シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督の後任に就いたクラブのレジェンド、ダニエレ・デ・ロッシ監督の下でシーズンをスタートしたローマ。ユヴェントス相手に敵地でスコアレスドローを演じたものの、開幕4試合で3分け1敗と未勝利が続き、16位に低迷している。
今夏にラ・リーガ得点王のアルテム・ドフビクやマッツ・フンメルスを獲得するも、フィールド上で結果が伴わない現状を受け、ローマは18日にデ・ロッシ監督の解任を発表。同指揮官はわずか8カ月で古巣から去ることが決まった。
そして同日、ローマはユリッチ監督の就任を発表。両者は2025年夏までの短期契約を結んだ。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チームが来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得すれば、1年間契約を延長するオプションが付帯しているようだ。
ローマを指揮するユリッチ監督は、現役時代にクロアチア代表でもプレーした経験があり、引退後は主にイタリアのクラブで指揮官を務めてきた。現役時代を過ごしたジェノアを3度にわたって指揮した後、エラス・ヴェローナを経て2021年から3シーズンにわたってトリノを率いたが、今夏に退任していた。


