De Rossi Udinese RomaGetty Images

「モウリーニョがいても同じ仕事ができたはず」デ・ロッシ、ローマ前監督との比較に言及

ローマの指揮官ダニエレ・デ・ロッシが25日のウディネーゼ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューでジョゼ・モウリーニョ前監督や敵将ファビオ・カンナヴァーロに言及した。

今年1月、成績不振により解任されたモウリーニョの後釜としてローマ指揮官に就任したデ・ロッシ。指導者としてセリエA初挑戦ながらも9勝2分2敗と好成績を収め、ヨーロッパリーグ(EL)では準決勝進出も果たした。そして25日、途中中断から再開されたウディネーゼ戦も2-1で制している。

これでデ・ロッシ就任後、消化試合が少ないながらもモウリーニョ指揮下の今シーズンの獲得ポイントに並んだローマ。若きイタリア人指揮官は、ポルトガル人指揮官との比較に見解を示した。

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「確かにチームは良いパフォーマンスを見せていて、私がやって来た時点で、終わっていたかに見えた議論を再開することができた。しかしそれは獲得ポイント数というより、上位のチームとの関係上だ。選手たちは並外れた仕事をしているが、モウリーニョがいたとしても、同様の仕事ができたはずだと考える。全て選手たちから始まることだからね。選手たちはとてつもないハートの持ち主なので、私がいなかったとしても実力を示せただろう」

またローマ指揮官は、自身の元同僚であり、ウディネーゼ指揮官として初陣を迎えた敵将ファビオ・カンナヴァーロについて語り、「やる気は十分であるように見えた。彼なら大きく貢献できるだろう。幸運を祈っているよ」と述べた。

さらにウディネーゼ戦の延期によるELレヴァークーゼン戦への影響にも言及。「ドイツのチームとの対戦への準備時間が少ない。そうした意味でのサポートを期待していた」と述べ、過密日程を組んだセリエAへ苦言を呈した。

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