ローマOBで下部組織のコーディネーターを務めるブルーノ・コンティ氏らが25日、イベントの席でイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、新加入のロメル・ルカクやチームなどについて語った。
ローマは、今夏の移籍期間終盤にルカクを期限付きで獲得したが、ベルギー代表FWは3試合に出場し、すでに2ゴールを挙げる活躍を見せている。コンティ氏は、ルカクを自身の盟友であるロベルト・プルッツォ氏に例え、賛辞を贈った。
「2人は異なる特徴を持った偉大なストライカーだ。私には、(ピッチでプレーしていた時)プルッツォがどこにいるかがわかっていたが、ルカクについても同じことが言える。彼は前線でボールをキープできるので、チーム全体が攻撃へ上がることができる。DFを動かすことができるし、プルッツォのように偉大な選手だ。2人ともカンピオーネ(王者)だ」
イベントに同席したジャンフランコ・ゾラ氏は、今シーズンのセリエAで単独首位を走るインテルを称えたほか、セリエAのレベル向上を指摘した。
「インテルは昨シーズン、終盤に調子を上げて偉大な結果を残したが、そこから再スタートしたように見える。現在も、同レベルのパフォーマンスを見せている。カリアリ戦を見たが、パーソナリティやクオリティ、試合の主導権を握っている様子は印象に残った」
「セリエAはレベルが上がっているように思う。良いプレーを見せ、面白いパフォーマンスを見せるチームがある。ミランもそうだ。ダービーは微妙だったが、良いクオリティがあることを示しているように見える」


