ブラジル代表FWロドリゴの将来について、有力メディア『The Athletic』が分析している。
2019年夏にレアル・マドリーへと加入すると、公式戦267試合で68ゴール50アシスト、2度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝に貢献してきたロドリゴ。しかし今季は難しい戦いが続き、リーグ戦では30試合出場6ゴール6アシストにとどまり、1月半ばからは1度もネットを揺らすことができなかった。
そんな24歳のブラジル代表FWは、シーズン途中から移籍の可能性が何度も報じられている。キリアン・エンバペやヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムといったスター選手たちに注目が集まりすぎる状況や出場時間の減少などに不満を抱えており、移籍を望んでいることが伝えられていた。
現在は14日に開幕するクラブワールドカップ(CWC)2025参加に向けてトレーニング中のロドリゴだが、『The Athletic』でレアル・マドリーの番記者を務めるマリオ・コルテガナ記者は、去就について以下のように分析している。
「ロドリゴにはプレミアリーグの複数クラブが仲介人を通してアプローチしており、アーセナルも注目している。ミケル・アルテタ監督は彼が重要な役割を担うと確信しており、攻撃陣を新たな次元に引き上げてくれることを期待している」
「しかしロドリゴの父親と代理人は、選手がレアル・マドリーとシャビ・アロンソ監督と話し合うまで交渉に応じるつもりはない。ロドリゴは自分が重要な存在だと感じたいと話しており、さらに右サイドよりも左サイドや中央でのプレーを希望している。これを新監督と話し合う予定だ」
以前にスペイン『as』は、レアル・マドリー側も補強資金獲得のために適切なオファーが届けばロドリゴ売却に応じるとも伝えている。今後の動向に注目だ。






