フライブルクの堂安律の獲得に向けて、フランクフルトが動いているようだ。ドイツ誌『ビルト』の報道を受け、同国の『スカイ』もこれを伝えている。
『ビルト』のフランクフルト編集部は27日付で、堂安がフランクフルトへの5年契約での加入に合意したと報じた。両クラブは現在、移籍金の交渉に入っているが、フライブルクは設定されたバイアウト条項2700万ユーロ(約46億5000万円)の全額にこだわってはいないものの、フランクフルトが提示した1500万ユーロ+ボーナス300万ユーロ(約25億8000万円+約5億2000万円)のオファーを断ったという。最低でも2000万ユーロ(約34億4000万円)を求めるフライブルクが「強硬な姿勢」を崩さなければ、交渉は決裂には至らないまでも、長期化する可能性があると伝えられている。
一方、『スカイ』も翌日、『ビルト』の報道を受け、フランクフルトが1800万ユーロ+ボーナス(約31億円+ボーナス)をオファーしたと報道。これに対し、フライブルクは2000万ユーロ+ボーナス(約34億4000万円+ボーナス)を要求し、この2度目のオファーを断ったという。両者は近日中に交渉を再開するとも伝えられている。
FWウーゴ・エキティケのリヴァプールへの売却で、ボーナス込み7900万ポンド(約156億7100万円)という大型取引に成功したフランクフルトだが、さらなる値引き交渉を試みるのだろうか。
