フライブルクに所属する日本代表MF堂安律に、ボルシア・ドルトムントも関心を示しているという。ドイツ『スカイ』が報じている。
2022年夏にPSVから加入した堂安は、今季ほぼすべての公式戦に先発出場し、9ゴール8アシストを記録。右ウィングとして安定した活躍を見せ、第33節終了時点で4位につけるフライブルクの好成績に大きく貢献している。
一方で、今季後半戦からは堂安をめぐる移籍報道が絶えない。これまではフランクフルトに加え、プレミアリーグやセリエAの複数クラブからの関心が伝えられてきた。そしてここに来て、新たにドルトムントという強豪クラブの関心が報じられている。
ドイツ『スカイ』のパトリック・ベルガー記者は、『X』上で次のように伝えている。
「『スカイ』の情報によれば、ボルシア・ドルトムントが堂安律の争奪戦に加わったようだ。フランクフルトも引き続き関心を示しており、すでに以前から動いている。フランクフルトは来週、フライブルクとの交渉を開始する予定だ」
「ドルトムントはすでに選手側との初期的な話し合いを行った。今後この話題は熱を帯びる可能性がある。ただし、チャンピオンズリーグ出場権の獲得や資金面など、さまざまな要因に左右されるだろう」
「堂安は今夏、フライブルクを高い確率で退団する見込み。契約は2027年までだが、解除条項は設定されていない。移籍金は最低でも2000万ユーロ(約32億円)とみられている」
なお、勝ち点55のフライブルクは、17日の最終節で勝ち点差2で3位につけるフランクフルトとの直接対決に臨む。一方、勝ち点54で5位のドルトムントは、すでに降格が決定しているホルシュタイン・キールをホームに迎える。この3チームが来季のチャンピオンズリーグ出場権(4位以内)を争う中で、堂安の去就も最終順位に左右される可能性がある。

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