日テレ・東京ヴェルディベレーザは12日、FW植木理子のウェストハム・ユナイテッドLFCへの完全移籍を発表した。
日テレ東京V下部組織出身の植木は現在24歳。2016年から同クラブのトップチームでプレーし、なでしこリーグでは通算60試合21ゴール、WEリーグでは通算38試合20ゴールを記録。22-23シーズンのWEリーグではひときわ輝きを放ち、ベストイレブンに優秀選手賞、得点王を受賞していた。
7月に行われていた女子ワールドカップにも、なでしこジャパンの一員として出場。全5試合に出場して2ゴールをマークしていた。
初の欧州挑戦となる植木は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「このたび、ウエストハム・ユナイテッドLFCに移籍することになりました。直接ご挨拶できずに申し訳ありません」
「ベレーザというクラブは私にとって、サッカーというスポーツを1から教わった場所です。勝つために必要なこと、選手としてのあり方、全てをたくさんの方から教わりました。指導してくださったスタッフの皆様、常にサッカーがうまくなるために努力し探究し続け、心から尊敬する選手のみんなと出会えたことは私の大きな財産です」
「このクラブのエンブレムを胸にプレーをすることは、本当に誇らしいことでした。それはなにより、ベレーザのファン・サポーターの皆様の熱い応援があったからです。勝てない試合、うまくいかない試合が続いていた時もファン・サポーターの皆様が背中を押し続けてくださったこと、アウェイをはじめどこへでも足を運んでくださったこと、全てが私たちの力の源です」
「チームを勝たせることができる選手になるために、覚悟を持って行ってきます。成長した姿でまた皆様と西が丘でお会いできるように走り続けてきます。最後になりますが、ベレーザに関わる全ての皆様本当にありがとうございました。 植木理子」
