スタッド・ランスは2日、ガンバ大阪と親善試合を行った。
2年連続で来日を果たしたスタッド・ランス。これまでモンテディオ山形(0-1)、柏レイソル(1-2)と2試合を戦った後、2日には日本ツアー最後の試合となる吹田スタジアムでのG大阪戦に挑んだ。この試合も、関根大輝は右サイドバックで先発、伊東純也はベンチスタートとなり、中村敬斗はメンバー外となっている。
試合は序盤から激しい展開に。G大阪は1分、山下諒也のボックス内斜めのパスを受けたデニス・ヒュメットが冷静にGKの股下を打ち抜き、先制点を奪う。しかしスタッド・ランスもすぐさま反撃し、16分にはショートカウンターからザビが鋭いシュートを突き刺した。両チームがいきなり点を取り合う展開となり、その後もチャンスを作っていくが、前半は1-1で折り返す。
後半から大幅にメンバーを変えたG大阪は、48分にファン・アラーノに決定機。一方のスタッド・ランスは57分、ショートカウンターからボックス内に侵入した関根大輝にビッグチャンスが訪れたが、シュートは枠の右へ外れた。なおその3分後、関根大輝はベンチに下がっている。
すると64分、スタッド・ランスが逆転に成功。相手陣内でボールを奪って速攻を仕掛けると、ボージャンの落としを受けたテウマがシュートを突き刺している。
その後は両チームメンバーを入れ替え、伊東純也も85分からピッチに登場する。試合はこのまま終了し、スタッド・ランスが2-1でG大阪に勝利。日本ツアー3試合目で初白星を飾っている。


