現役引退を発表したドイツ代表MFトニ・クロースが、自身SNSを通じて同僚MFフェデリコ・バルベルデへのメッセージを送った。
2014年夏にバイエルンからレアル・マドリーに移籍して以来、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇や4度のラ・リーガ優勝など数々のタイトルを獲得してきたクロース。ドイツ代表としても2014年ワールドカップ(W杯)を制したサッカー界随一のプレーメーカーは、今夏のEURO2024を最後に現役生活を終えることを発表した。
EUROだけでなく、2023-24シーズンもクラブでのCL決勝も残すクロース。今季もここまで公式戦46試合1ゴール9アシストを記録するなど、数多くの試合で抜群のパフォーマンスを見せてきた背番号8は、SNSを通じて同僚のバルベルデへのメッセージを送っている。
「親愛なるフェデ、君が僕にとってとても大切な存在だというのは分かるだろう? 選手としても、人としても、君のことが大好きだからね。君には将来このチームのキャプテンになるためのすべてが備わっている。僕はいつでも君のそばに居るよ。それから、明日はまた違う話をしよう…#8」
この投稿に対し、同じく同僚のヴィニシウスは「背番号8の後継者」とコメント。現在背番号15を着用するバルベルデが、クロースが背負ってきた背番号8を背負う可能性が高まっている。
2016年夏にレアル・マドリーに加入し、2018-19シーズンからトップチームで頭角を現したバルベルデ。中盤のあらゆる仕事をこなせる存在として今では欠かせない存在となっているが、偉大なレジェンドの後継者となり、引き続き栄光をもたらすことはできるのだろうか。