11日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグ、アトレティック・クルブ対レアル・ソシエダは1-0でソシエダが先勝した。ソシエダMF久保建英は負傷のためにこの試合を欠場している。
2月1日のラ・リーガ第22節でも対戦したバスクの両雄が、それから10日後に再び激突。前試合ではソシエダが37分にゲデスのゴールで先制しながらも、88分にガラレタが同点ゴールを決めて勝ち点1を分け合っている。その一戦同様に久保、さらにはバレネチェアを負傷で欠くソシエダのマタラッツォ監督は、MF後列に右からゴロチャテギ、トゥリエンテス、前列にパブロ・マリン、ソレール、ゲデス、FWにオヤルサバルを起用している。
前半はソシエダがボールを保持して攻め込み、アトレティックがハイプレスからショートカウンターを狙う展開に。好調のソシエダはゴロチャテギ、トゥリエンテスを中心とした巧みなゲームメイクでアトレティックのプレスをいなし、そこから縦に速い攻撃を仕掛けていった。
この試合初の決定機を迎えたのはアトレティック。21分、レクエが右サイドを突破してクロスを送り、グルセタがヘディングシュートを放った。が、これはGKレミーロの正面に飛んでいる。対してソシエダは、25分に先制のチャンスを手に。速攻からパブロ・マリンがペナルティーエリア内に侵入するも、右足で打ったシュートはGKパディージャに止められた。また44分には、チャレタ=ツァルのヘディングシュートをラポルトが手で止めたものの、意図的ではなかったとしてソシエダのPKは取られなかった。
スコアレスで迎えた後半、ソシエダは62分に先制に成功した。ソレールのスルーパスからゲデスがペナルティーエリア内に侵入。ゲデスは飛び出したGKパディージャに倒されたものの、そのままプレーは続行となり、中央にこぼれたボールをトゥリエンテスが押し込んだ。
リードを手にしたソシエダは、ニコらを投入したアトレティックの反撃を落ち着き払って受け止めつつ、速攻からゴールを狙う。マタラッツォ監督は74分にアランブル、トゥリエンテスをアリツ、オスカールと交代。また85分にはパブロ・マリン、ソレールも下げてオドリオソラ、ヤンヘル・エレーラをピッチに立たせた。
ソシエダは終盤も、アトレティックの攻撃をうまく抑えながら、リスク少なく速攻を狙う試合巧者ぶりを見せながら、終了のホイッスルまでを過ごしている。2026年1月からマタラッツォ監督が指揮を執る同チームの成績は、これで6勝3分けに。久保離脱後の成績も4勝1分けと、絶対的存在が欠けていることを感じさせない勢いを見せている。




