Takefusa KuboGetty Images

ソシエダ、久保建英が今季初アシストも…ラ・リーガ2位ビジャレアルに惜敗。2点ビハインドから一時追いついたが95分に失点

30日のラ・リーガ第14節、レアル・ソシエダは本拠地アノエタでのビジャレアル戦を2-3で落とした。日本代表MF久保建英は2試合ぶりの先発出場を果たし、今季初アシストを記録している。

ここ5試合を3勝2分けで終えるなど、序盤のつまずきから立ち上がり、調子を上げているソシエダ。だが先週の水曜に、チームの大黒柱であるオヤルサバルが負傷離脱し、勢いを維持できるかが不安視される状況だ。

ラ・リーガ4位のビジャレアルをアノエタに迎えた今節、セルヒオ・フランシスコ監督はゲデスをオヤルサバルの代わりに1トップに据えるという現地メディアの予想に反してサディクを起用。4-2-3-1のフォーメーションで、中盤から前線にかけてはMF後列ゴロチャテギ、ソレール、MF前列久保、ブライス、ゲデス、FWサディクを並べている。

前半立ち上がりはソシエダが攻勢を見せる。右サイドの久保もその勢いに加担し、10分過ぎに自らシュートを放ったり(DF陣に当たる)、ゴールライン際まで突き進んでからクロスを送ったり(GKルイス・ジュニオールがキャッチ)と存在感を示していった。

だが、徐々にビジャレアルが押し返していくと、31分にアノエタを沈黙させる先制点を獲得。左サイドを突破したペドラサの折り返しから、アヨセが滑り込みながらボールを押し込んだ。ビハインドを負ったソシエダは反撃に出たいところだったが、ビジャレアルの組織的な守備を前に決定機まで生み出せない。久保はラフなプレーで止められることも間々あり、アディショナルタイムにはアヨセのイエローカードを誘発した。

0-1のまま試合を折り返したソシエダは、ビジャレアル陣地でゲームを進めるも、なかなかチャンスに恵まれない。すると56分、ビジャレアルがソシエダの隙を見逃さず、しっかりと追加点につなげた。前線でのボール奪取から速攻を仕掛け、モレイラが強烈なミドルシュートを決め切っている。

だが、この失点直後にサディクをバレネチェアに代えたソシエダが、60分に1点を返す。右サイドでルーズボールを拾った久保が、ペナルティーエリア内右からエリア手前のブライスにマイナスのパス。ソレールは一呼吸置いてから右足を振り抜き、枠内左にボールを突き刺した。ラ・リーガの公式サイトは久保のアシストと記録しており、日本代表FWは今季ラ・リーガ初アシストとなった。

久保の今季ラ・リーガの通算成績は1得点1アシストに。同リーグでの昨季成績は5得点0アシストだったため、2シーズンぶりのゴールのお膳立てとなった(昨季ヨーロッパリーグでは2アシストを記録)。

その後もあきらめずに攻め続けるソシエダ。フランシスコ監督は84分の交代で久保をゴティとの交代でピッチから下げた。そして87分、ソシエダの執念を、今季絶好調のバレネチェアが結実させる。ペナルティーエリア手前左からのフリーキックの場面、ソシエダの背番号7が右足で叩いたボールは、壁の上を越えて枠の左隅に収まった。

このまま試合は2-2で終わるかと思ったが、ドラマはまだ終わらなかった。後半アディショナルタイム5分、セットプレーの流れからモレイラが右足のシュートを沈めて、ビジャレアルに決勝ゴールをもたらした。一度は追いついたソシエダだったが、強豪ビジャレアルに6試合ぶりに土をつけられることになった。

ソシエダは勝ち点を16から伸ばせず、暫定で9位に位置。ビジャレアルは勝ち点を32として、同日にジローナ戦を控えるレアル・マドリーを抜いて2位に浮上した。首位バルセロナとの勝ち点差は2となっている。

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