レアル・ソシエダがウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに所属するポルトガル人FWゴンサロ・ゲデス(28)の獲得に迫っていることが明らかとなった。
ラ・リーガ1部で、今夏いまだ補強を実現していない唯一のクラブだったソシエダだが(※京都DF喜多壱也はBチーム加入)、まもなく選手獲得をアナウンスすることになりそうだ。
ソシエダはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズで戦力外扱いとなっているゲデスについて、獲得交渉を順調に進めている模様。ポルトガル『レコルド』が移籍はほぼ決定と報じ、次にスペイン『マルカ』がその情報の裏が取れたとしている。移籍の形式が完全移籍になるかレンタル移籍になるかは、まだ不透明とのことだ。
ゲデスは2017〜2022年にバレンシアに在籍し、ラ・リーガを代表するアタッカーの一人に数えられた。2022年にはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに加入したが完全には馴染めず、2023-24シーズンにベンフィカ、2024-25シーズンの後半戦にビジャレアルにレンタル移籍していた。得意なポジションは左サイドハーフで、セカンドトップや右サイドハーフとしてもプレー可能。キレのあるドリブルや豪快なミドルシュートで、流れを変えられるアタッカーだ。
なおソシエダのジョキン・アペリバイ会長は先に、今夏の補強目標がセンターバック、中盤の選手、アタッカーであることを明かし、ブライトンDFイゴール・フリオ、アル・カーディシーヤDFイゴール・フリオの獲得交渉に望んでいたことは認めていた。しかし補強第1号は、ラ・リーガで復活を期するアタッカー、ゲデスとなりそうだ。


