レアル・ソシエダのクロアチア代表MFルカ・スチッチが、同クラブのサポーターの間で物議を醸した発言を謝罪した。
昨夏、移籍金1000万ユーロでレッドブル・ザルツブルクからソシエダに加入したスチッチは。先にスペイン『ディアリオ・バスコ』とのインタビューで次のように発言した(※インタビューはクロアチア語やスペイン語ではなく、英語で行われている)。
「ここでプレーすることは、僕にとっては半歩のステップアップなんだよ。ソシエダは最も高い場所にいるわけではない。中堅のクラブだ」
「ここで良いプレーをして、次のステップアップに向けて備えたい。もっと大きなクラブに渡るためのね」
バスクのクラブで、下部組織の選手やサポーターの帰属意識が一際強いことで知られるソシエダにあって、この発言は大きな物議を醸すことに。12日のラ・リーガ第31節、本拠地レアレ・アレナでのマジョルカ戦(0-2)でスチッチは先発出場を果たしたが、彼がボールに触れたり、交代でピッチから下がる際、一部観客はブーイングを浴びせている。
スチッチは試合後、自身の発言について謝罪。ソシエダが「偉大なクラブ」であることを強調した。
「今日は皆にとって辛い日だ。重要な試合を落としてしまった。僕たちはこの試合を価値を自覚していた」
「同様に、指笛もあって難しい試合だった。ファンには謝りたい。僕はあんな風に感じていたわけじゃない」
「僕は偉大なクラブにいる。ここにいる限りはできる限りの力で尽くしたい。ソシエダは偉大なクラブなんだかね。僕はここで選手、人間として成長することができる」




