レアル・ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督が久保建英の言葉に反応している。スペイン『noticias de Gipuzkoa』が伝えた。
今夏にジャパンツアー中のレアル・ソシエダ。21日にはV・ファーレン長崎と対戦し、0-1と敗れた。すると、久保は「ここに来た時、ダビド・シルバ、ミケル・メリーノ、スビメンディ、ブライス・メンデスに囲まれていました」とし、以下のように補強を求めている。
「新しい監督が就任し、改善すべき点は確かにあるが、状況は良い方向に向かっています。新しい選手が加入するかどうかは今後の展開を見守る必要があります。結局のところ、我々には意欲的な若い選手もいるが、経験豊富な選手や、チームに違った雰囲気をもたらしてくれる選手も必要です」
「結局のところ、これはサイクルの問題だとみんな言っていると思うけど、ラ・リーガ優勝には何か特別なものが必要だと思う。まだ上層部の人たちと話していないけど、きっと取り組んでくれると思います」
その一方で、フランシスコ監督は久保の野心に感謝しつつ、チームの質の低さには同意しなかった。
「実のところ、彼が表現する野心や、彼が模範となることについて語っていることは素晴らしいと思う。しかし、チームの質に関しては彼には同意できない。彼が発言している以上の選手が揃っている。今後は、彼に競争力があると感じてもらえるよう、全力を尽くすつもりだ。プレシーズンマッチを、初戦のバレンシア戦のような状況と結びつけることはできない」
「気に入っている点もあるが、彼が話しているのは若くしてレアル・ソシエダに加入した選手たちだ。タケ自身も参考にしているが、彼はマジョルカやヘタフェでほとんど出場機会がないまま加入した。そのすべてを土台にできる。彼が若手選手について話す時、ロッカールームには十分な成熟度があり、我々は適切な選手を揃えている。複雑な状況を理解できる選手、意欲的な若手選手、そして長年チームに所属している選手がいる。私は彼らの能力を高く評価しており、そこからさらに成長していく必要がある」
さらに、セルヒオ・フランシスコは、レアル・ソシエダの全員がチーム強化を目指していると言及した。
「久保は、野心と所属意識、そして試合における主役としての意識が重要だと考えていて、私たちが考えているのは質の高い選手だ。チームに迎え入れたいと考えているのは、チームを支えてくれる選手、そして彼ら自身を理解している選手だ。タケだけでなく、全員が同じ考えだと思う。いくつかの変更を加えるのではなく、質を飛躍的に向上させ、チーム内の選手たちを支えていく必要がある。クラブは常に基準となる選手の獲得に努め、完璧なチーム作りを目指している」
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)

