KuboGetty Images

久保建英先発のソシエダ、ミッティランに5発大勝でELプレーオフ突破!ベスト16ではマン・Uかトッテナムと対戦

レアル・ソシエダは20日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグ、本拠地アノエタでのミッティラン戦を5-2で制し、合計スコアでも7-3と上回ってベスト16進出を決めた。日本代表MF久保建英は先発出場を果たし、67分に交代している。

久保の超絶ミドルのゴール含め、アウェーでの1stレグに2-1で先勝していたソシエダ。イマノル監督は前試合エスパニョール戦(2-1)でベンチスタートとした久保を予想通り先発で起用し、中盤に右からスチッチ、オラサガスティ、ブライス、前線に久保、オヤルサバル、バレネチェアを並べている。

ソシエダはキックオフ直後からゴールに迫り、5分に先制点を獲得した。ミッティランのセンターバック、ベックが自陣ペナルティーエリア内で中途半端なボールトラップを見せ、直後にスリップ。プレスを仕掛けていたブライスがこのボールを枠内に押し込んでいる。

幸先よくスコアを動かしたソシエダは、その後も久保のCKからアリツがフリーでヘディングシュートを放つなど攻勢を続け、18分に仕掛けた速攻から加点。オヤルサバルがドリブルを仕掛けて左サイドのバレネチェアにパス。バレネチェアはワンタッチで中央に折り返し、そこに飛び込んだスチッチがネットを揺らした。

順調に試合を進めてきたソシエダだったが、ここからミッティランの反撃に遭う。22分、ペナルティーエリア内で バレネチェアがカスティージョを倒してPKを献上。キッカーのブクサにこれを決められて1点を返されると、38分にはブライスのパスミスから速攻を許してしまい、ペナルティーエリア内のオソリオにシュートを突き刺されている。

同点に追いつかれたソシエダだが、前半が終わらぬ内に勝ち越しに成功した。47分、久保の左CKをミッティランの選手がヘディングでクリア。ペナルティーエリア手前で、このこぼれ球に詰めたスチッチが、強烈なグラウンダーのミドルを決め切っている。前半は3-2(2戦合計5-3)で終了を迎えている。

迎えた後半、ソシエダ攻守が激しく切り替わった前半よりもボールをコントロールしようと試み、相対的にチャンスの数を減らす。イマノル監督は67分に交代カードを2枚切り、久保、オラサガスティを下げてベッカー、トゥリエンテスを投入。この試合の久保はパス出しやCKのキッカーなど連係面で存在感を放っていたが、その一方で右サイドでボールを受けても2枚マークがついていたことで、持ち味のドリブル突破を見せる機会はほとんどなかった。

69分にはミッティランのダニ・シルバが、足裏を見せたキックをスベルディアにお見舞いして一発退場に。数的にも優位に立ったソシエダは71分、ペナルティーエリア内でオヤルサバルがジュニーニョに倒されてPKを獲得し、オヤルサバル自身が決めてこの試合4点目。さらに89分、途中出場のオスカールソンもクロスからシュートを決めてダメ押した。

終わってみれば5得点、2戦合計では7得点でプレーオフ突破を決めたソシエダは、ベスト16でマンチェスター・ユナイテッドかトッテナムと対戦する。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0