レアル・ソシエダは18日にラ・リーガ開幕節、本拠地レアレ・アレナでのラージョ・バジェカーノ戦に臨む。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、MFミケル・メリーノを招集外とした理由を説明している。クラブのオウンドメディアがコメントを伝えた。
イマノル監督は今季初の公式戦でミケル・メリーノを招集外とした。その理由について問わると、同選手の獲得を狙うアーセナルとソシエダがクラブ間交渉を行っていることを身とを認めている。
「彼は招集されていない。他クラブとの話し合っており、だから彼をリストに含めないことを決定した。ラージョ戦で起用することもできたし、彼本人も出場を望んでいたよ。だが私はそうしないことを決断した。彼にとってもクラブにとってもチームにとっても、それが最善だ」
「彼が移籍に頭を持っていかれている、というわけではない。私はミケルをラージョ戦で起用する考えだったが、直前で招集外とすることを決めた。ラージョ戦ではプレーしないが、その次のエスパニョール戦では分からないよ。移籍市場はそういうものであり、クラブ間交渉がどういう結末を迎えるかは分からないんだ」
イマノル監督はその一方で、リヴァプールからのオファーを断ったMFマルティン・スビメンディについても触れた。
「私が彼を説得したわけではない。もちろん、残ってくれることは本当にうれしいよ。この移籍市場で、彼にそうしたオファーがあるは分かっていたし、30日までに再び勧誘があるかもしれない」
「リヴァプールは素晴らしいクラブだし、スビメンディのためにどれだけの金額を支払えるのか考えててみてほしい。それにもかかわらず彼が残留を選んだことには、とても大きな意味がある。それはこのクラブが素晴らしいことを成し遂げている証拠であり、誇らしく思うべきだろう」
「しかし繰り返すが、市場は30日まで開いており、それまでには様々なことが起こり得るんだ。負傷者が出たり、2節までを終えて不安を覚える選手もいるかもしれない。今回はリヴァプールだったが、数日後に違うビッグクラブがやってくる可能性もあるんだよ」




