日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは14日、イマノル・アルグアシル監督(51)との契約を延長したことを発表した。新契約は2025年まで。
ソシエダとイマノル監督が今季限りとなっていた契約を延長することはすでに既成事実となっていたが、クラブは14日に正式にサインを交わすことを発表。次のような声明を伝えている。
「レアル・ソシエダとイマノル・アルグアシルは、2024-25シーズン終わりまで契約を延長することで合意しました。チュリウルディン(ソシエダの愛称)の監督はこの約4年間で合計199試合を戦い、94勝を挙げています。シーズンの最初から指揮を執ったこの3年間で、3回の欧州カップ戦出場を果たし、コパ・デル・レイ優勝も達成しました」
その後、イマノル監督はジョキン・アペリバイ会長、ロベルト・オラべSD(スポーツディレクター)と記者会見に出席。ソシエダで、選手としても監督としても下部組織から過ごしてきた同指揮官は、クラブへの愛情を強調している。
「私、イマノルの頭にはラ・レアルのことしかないし、最後までそうあり続けるよ。私は結果で追い出される立場にある。が、契約を延長しないと考えたことは一度としてない。結果にかかわらず、私はここで評価してもらっていると感じるよ」
「すべきことはたくさんある。何より、ファンと一緒にもう一度タイトルを勝ち取りたい。勝ち慣れていないクラブが勝ったときには気を抜いてしまうものだが、ここでは反対のことが起こっている。私たちは現在ラ・リーガの3位に位置しており、ヨーロッパリーグでは首位でグループステージを突破し、コパの初戦にも勝利した。私たちは謙虚ではあるが、強い野心を持っているんだ」
「しかし、また私の家族を苦しめることになってしまうね(笑)。唯一の交渉しなければならない条件は、妻とのものだった。週の半ば、休みの日には家で食事をしてくれと、彼女に言われてしまったんだ……。少なくとも、試合に勝ったときだけはそうするよ(笑)」


