Takefusa KuboGetty Images

元ソシエダDFが語る久保建英「ラ・レアルはタケに依存している。彼の調子が良ければチームは機能するんだ」

元レアル・ソシエダDFアルベルト・デ・ラ・ベジャ氏(39)が、同チームの現状について語っている。

カタルーニャ州出身で、2009年から2018年までと長期にわたりソシエダでプレーしたデ・ラ・ベジャ氏。2022年に現役を引退した同氏はスペイン『マルカ』とのインタビューに応じ、今季のソシエダについて見解を語った。

今季、ソシエダは過密日程もあって安定したパフォーマンスを見せられていないが、デ・ラ・ベジャ氏は昨夏にMFミケル・メリーノ(アーセナル移籍)、DFロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリー移籍)を放出した影響の大きさを指摘している。

「今季の彼らはそこまで効果的なプレーを見せられていない。それはル・ノルマンやメリーノがいなくなったからでもあるのだろう。多くの若手選手とともにチームを再構築する必要が生じたんだ」

浮き沈みある今季のソシエダだが、サポーターが誇れるような試合も演じている。とりわけコパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦で見せた4-4(2戦合計4-5で敗戦)の激闘は、人々の心を打つものだった。

「あれは残念だった。ソシエダは素晴らしい試合を演じたね。レアル・マドリーのスタジアムで4ゴールを決めるなんて、簡単ではないよ」

「勝つことはできなかったが、ソシエダのプレーはスペクタクルだった。それに勝負を決めたあのコーナーキックは明らかなオフサイドから生まれている。選手たちとファンの頑張りもむなしく、決勝進出を取り上げられてしまったのは悲しいね」

デ・ラ・ベジャ氏はまた、今季ソシエダで注目している選手たちを挙げている。MF久保建英もその中に選んだだけでなく、チームが日本人MFに依存しているとも話した。

「ソシエダで好きなのはスチッチだ。彼はシーズン後半戦になり力強いプレーを見せている。それと、いつも通りスビメンディ、オヤルサバルがいて……そしてタケ・クボへの依存だ。彼の調子が良ければ、ラ・レアルは機能するんだよ」

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