レアル・マドリーはコモのアルゼンチン代表MFニコ・パスへの監視を続けているようだ。
レアル・マドリーの下部組織出身の20歳パス。昨夏にマドリーからコモへ完全移籍すると、セリエAでの1年目で35試合6ゴール・9アシストの活躍を見せた。
今夏にはトッテナムやレヴァークーゼン、インテルなどが関心を寄せる。とりわけトッテナムは7000万ユーロ(約120億円)のオファーを提示したが、コモが拒否したとファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。パスは今シーズンはコモに残留することを希望しており、来夏のレアル・マドリー復帰への最善の道だと考えている。レアル・マドリーは来夏に1000万ユーロ(約17億1000万円)の買い戻しオプションを有しているが、将来的にはコモとさらなる補償について交渉する用意がある。
一方、『マルカ』ではいかなる契約においてもマドリーの許可が必要になると報道。今後3年間有効な買い戻しオプションと、彼の復帰への意欲を考えると、レアル・マドリーが有利な立場にあると言えるだろう。
