レヴァークーゼンのフェルナンド・カロCEOが、シャビ・アロンソ監督との間に存在する“紳士協定”について語った。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグで敗退したレアル・マドリーはカルロ・アンチェロッティ監督を解任する可能性が浮上しており、その後任候補としてシャビ・アロンソ監督の名前が挙げられている。
そしてカロCEOが21日、報道陣の前でシャビ・アロンソ監督の去就について言及した。曰く、シャビ・アロンソ監督との間には“紳士協定”が存在し、もし同指揮官が現役時代に在籍した古巣クラブから声をかけられた場合、契約に関係なく退団を認めることになるという。
「シャビ・アロンソとは“紳士協定”を結んでいる。それは彼がプレーしたクラブから誘いがあれば、私たちは話し合いのテーブルにつき、何も邪魔はしないというものだ」
レヴァークーゼンとシャビ・アロンソ監督は昨年3月のインターナショナルウィークに2026年までとなる契約延長を結ぶことで合意。今季はまだ、同指揮官と去就について話をしていないようだ。
「シャビは昨季も重要なクラブからオファーを受けていたが、私たちと一緒に仕事を続けると断言してくれた」
「まだ様々なことが起こり得るし、3月に何かを話すのは早計だ。だから私たちは、決断を下すための時間を取ることにした。私たちは落ち着いており、これ以上何も言うことはないよ」
スペイン人のカロCEOは、レアル・マドリーと良好な関係を築いていることも強調している。
「彼らとの関係はこれ以上ないほど素晴らしく、何かあれば席について話をするよ。クラブ間のやり取りは非常に素晴らしく、スムーズだ。完全なるリスペクトとプロフェッショナリズムが存在しているね」
カロCEOはシャビ・アロンソ監督との“紳士協定”の具体的な内容を問われたものの、「重要なのはシャビの意志だ。彼は私たちに敬意を持ち、私たちもまたシャビに敬意を持っている」と語るにとどまった。
なおシャビ・アロンソ監督は、現役時代にレアル・ソシエダ、エイバル、リヴァプール、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンでプレーした。


