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xabi alonso(C)Getty Images

レアル・マドリー首脳陣、昨夏シャビ・アロンソに「クラブW杯から指揮するか補強はなしか」の二択迫る…スペイン紙報道

昨夏に招聘したばかりのシャビ・アロンソ監督を今年1月に解任したレアル・マドリーだが、同指揮官はとても難しい状況下でチームを率いていたのかもしれない。

レアル・マドリーは昨夏5月25日、ブラジル代表指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督の後任として、レヴァークーゼンでブンデスリーガ無敗優勝などを成し遂げたシャビ・アロンソ監督を招聘。6月には同指揮官とともにクラブ・ワールドカップに臨み(準決勝で敗退)、その後、大きな休みもなく2025-06シーズンを迎えた。シャビ・アロンソ監督はシーズン序盤こそ好成績を残していたものの中盤から調子を落とし、今年1月にスペイン・スーパーカップ決勝バルセロナ戦を落とした直後、解任の憂き目に遭っている。

スペイン『マルカ』によれば、そんなシャビ・アロンソ監督は、レアル・マドリー指揮官就任当初から同クラブの首脳陣と問題を抱えていた模様。曰く、シャビ・アロンソ監督は新たな挑戦を前に、可能な限りの準備をするためにもクラブ・ワールドカップからチームを指揮することには否定的だったという。しかし首脳陣からは、選手補強の有無を“ダシ”にして、すぐにでもチームを率いるよう迫られたとのことだ。

「クラブはシャビ・アロンソに対して、クラブ・ワールドカップに参加するよう義務付けた。『今チームを率いるか、それとも補強はなしかだ』と彼に伝えたのだ。期待の生じさせるプロジェクトとしては、最高のスタートではなかった。それでも彼はシーズン序盤こそ、明確なプレーアイデアとともに良い感触を残した。しかしながら首脳陣との関係性は、その時点で傷ついていたのだった」

レアル・マドリーは結局、クラブ・ワールドカップ前後にDFディーン・ハウセン、MFフランコ・マスタントゥオノ、DFアルバロ・カレーラス、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを獲得。しかしシャビ・アロンソ監督が切望していたというゲームメーカーの補強は、聞き入れてもらえなかったようだ。

「クロースが去り、モドリッチの退団の扉も開いたことで、シャビ・アロンソは中盤の補強を望んでいた。第一の目標はマルティン・スビメンディだったが、同選手はすでにアーセナル移籍がほぼ決まっていた」

「それでも、ほかの補強候補は存在していたし、獲得の可能性を探ることだってできただろう。だがレアル・マドリーは現在の陣容で十分だと結論づけた。シャビは中盤の頭脳となる選手を要請し続けたものの、首脳陣が誰かを連れてくることは結局なかったのだ。その結果が中盤でのゲームコントロール、ヒエラルキーの欠如である」

悲しい結末を迎えたレアル・マドリーとシャビ・アロンソ監督の物語。現代フットボールの旗手と期待される同指揮官は、異なるクラブで復活を果たせるのだろうか。

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