レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのSNS上における行動が話題となっている。
20日のラ・リーガ第17節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦を2-0で制したマドリーだが、この試合では一つの事件が起きていた。83分、ヴィニシウスがFWゴンサロ・ガルシアとの交代でピッチから下がろうとすると、観客はブラジル代表FWに対して容赦のないブーイングを浴びせている。
例えば10日のマンチェスター・シティ戦(●1-2)など、ヴィニシウスは過去にもベルナベウの観客からブーイングを受けてきたが、今回の指笛の量は過去のものを軽く凌駕。“大ブーイング”と表現しても差し支えないほどだった。
なぜヴィニシウスはセビージャ戦で、これまで以上の批判を浴びたのか……。その理由にはブラジル代表含め公式戦ここ17試合ノーゴールなど、パフォーマンスの物足りなさが挙げられる。また前試合タラベラ戦(○3-2)の終盤に2失点を喫した際、ナーバスになるシャビ・アロンソ監督の近くで、満面の笑みを浮かべていたことも反感を買ったと要素とみられる。
ヴィニシウスは交代を命じられた際、大量の指笛を聞きながらも何もリアクションを見せず、うつむきながらピッチから出てシャビ・アロンソ監督と挨拶を行った。そして試合の直後後には、『インスタグラム』のプロフィール画像を変更。レアル・マドリーのユニフォーム姿から、ブラジル代表のユニフォームを着た写真にすげ替えている。タイミング的にはセビージャ戦終了後、まだベルナベウにいる段階で、画像を変えたとみられる。
ヴィニシウスはなぜ、レアル・マドリーではなくブラジル代表の自分をプロフィール画像にしたのだろうか。レアル・マドリーサポーターへの当てつけとも思われそうな行動だが、果たしてその意図は……。




