Real Madrid CF v RCD Mallorca - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

レアル・マドリーMFバルベルデ、ダービー大敗の影響を告白…「かつてないほど皆で話し合った。僕たちはまるで王者みたいにプレーしてしまった」

レアル・マドリーは29日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節、アウェーでのカイラト戦に臨む。この試合の前日会見に出席したMFフェデ・バルベルデ、前試合アトレティコ・マドリーとのダービーから、チーム内で話し合いを行なったことを明かしている。

今季公式戦7試合で全勝を貫いてきたレアル・マドリーだが、アトレティコとのダービーで屈辱的な2-5の大敗を喫した。マドリーのキャプテンの一人であるバルベルデは、その大敗後、チームがかつてないほど意見を交換し合ったと説明している。

「この2日間は本当にきつかった。フットボール的に、とてもうんざりする状況だ」

「大きな打撃だったけど、僕たちはたくさん話し合った。僕がマドリーにいるようになってから、これだけ皆で話したことはわずかしかない。僕たちは自分たちのピッチ上の姿勢やプレーについて議論を交わした。監督、コーチングスタッフとともずいぶん話し合ったよ」

「僕たちは多くの試合をこなしているが、新監督と過ごしている時間はまだ短い。選手一人ひとりが最高の力を出さなくてはいけない。シャビ(・アロンソ監督)ともに、これまで経験した敗戦は2回、PSG戦とこの前の試合だ。負けることもフットボールの一部だけど、マドリーの選手としては、起こらないようにしなければいけない。僕たちは違う形でピッチに立つ必要がある。ピッチ内外で一枚岩になるべきなんだ」

バルベルデは、ダービーではプレーする姿勢に慢心があったと振り返っている。

「レアル・マドリーにいれば、そういったことは起こってはいけない。シーズン中、どんな試合でもモチベーションを持たなくてはいけないし、ダービーだったらなおさらだ。プレーに臨む姿勢に交渉の余地はない」

「ミスしたっていい。パスでも守備でもゴールでも……だけど、姿勢に関してはダメだ。あの試合の立ち上がり、僕たちは違う姿勢を見せてしまった。まるで引き分けでもいいとか、チャンピオンであるかのように試合に臨んでしまったんだ」

「僕たちは再びグループとして一つにまとまらなけれければならない。リーダーの一人として、そう言わせてもらうよ」

バルベルデは今季に入ってからダイナミズムあふれるプレーが影を潜め、シャビ・アロンソ監督が志向するフットボールとの相性の悪さや、コンディション不足が指摘されている。

「僕がしているプレーについて、自覚はある。選手は悪いプレーをしていれば自分で気づくものだ。クラブワールドカップは良い形だったが、今季ラ・リーガの序盤はそこまで良くない。だけどキャプテンの一人として、問題から逃げずに戦っていくよ」

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