レアル・マドリーは、アーセナルのフランス代表DFウィリアン・サリバの獲得へ向けて動いているようだ。
2022年夏からアーセナルのトップチームに本格的に合流すると、これまで公式戦131試合に出場、過去2シーズンはPFA年間ベストイレブンに選出されるなど目覚ましい活躍を見せるサリバ。今季も公式戦48試合に出場し、チャンピオンズリーグ優勝を目指すチームを支えている。
そんな24歳のフランス代表DFだが、アーセナルとの現行契約は2027年夏まで。クラブ側は契約延長に向けて交渉をスタートさせたことも伝えられていたが、レアル・マドリーも獲得へ向けて動いているという。
フランス『レキップ』によると、レアル・マドリーは今夏のセンターバック獲得を目指しており、長期的な守備陣のリーダーとしてサリバをリストアップ。数シーズンにわたって動向を注視しており、今夏の「具体的な」優先ターゲットとして、過去数週間でサリバの側近と接触しているようだ。
一方でサリバ側も、レアル・マドリーが「到達可能な最高峰のクラブ」と認識しており、唯一魅力的なクラブと考えている模様。しかし、アーセナルからの移籍を強行するつもりはないようだ。またアーセナル側も、すでに契約更新オファーを準備しており、手放すつもりがないことを明確にしているという。
なお『レキップ』は、アーセナルは値段を設定するつもりすらないと指摘。最低でも1億ユーロ(約163億円)以上の移籍金が必要とされるが、レアル・マドリーはアーセナルと合意できない場合、契約満了する2027年夏まで待って獲得する可能性もあると伝えられている。今後の動向に注目だ。




