レアル・マドリーは、来夏の移籍市場でアルゼンチン代表MFニコ・パスの買い戻しを決めているようだ。
2016年にテネリフェからレアル・マドリーの育成組織に加入したニコ・パス。しかしトップチームでは8試合の出場にとどまると、2024年夏にコモへと完全移籍で加わっている。するとセリエAでは、ここまで50試合で11ゴール14アシストと大活躍。昨年にはアルゼンチン代表デビューも果たしており、今後の成長が大きく期待されている。
そんな21歳の逸材だが、来季はレアル・マドリーでプレーすることが決定的であるようだ。スペイン『as』によると、コモ移籍の際に設定した900万ユーロ(約17億円)の買い戻し条項を行使することが“既定路線”であるとのこと。クラブは6月にパスを復帰させることを「決意」しており、選手の意思を尊重するとしつつも、放出によって移籍金を得る考えもないようだ。当初コモ側は退団を阻止しようと考えたようだが、買い戻し条項に関してはレアル・マドリー側にすべての決定権があると伝えられている。
またレアル・マドリー幹部陣は、ニコ・パスが2026年ワールドカップ出場を熱望していることで、さらなる成長を期待している模様。外部からの干渉は「不可能」であり、「あとは赤いボタンを押すだけ」であるようだ。
今季もイタリアで目覚ましい活躍を見せ、ここまで7位と上位争いを繰り広げるコモを牽引するニコ・パス。来季はスペインを代表するクラブでプレーすることになりそうだ。
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