レアル・マドリー指揮官就任が噂されるシャビ・アロンソ監督だが、2選手の獲得を希望しているようだ。
今季ラ・リーガでは残り5試合で首位バルセロナと4ポイント差の2位につけているが、チャンピオンズリーグでは準々決勝敗退、コパ・デル・レイも決勝戦で宿敵に敗れたレアル・マドリー。シーズン終了後のカルロ・アンチェロッティ監督が決定的と予想されている。スペイン複数メディアの間では、アンチェロッティ監督はクラブ・ワールドカップ前に退任し、同大会は暫定的にサンティアゴ・ソラーリ氏が指揮、新シーズンからシャビ・アロンソ監督が就任するとも伝えられていた。
そんな中でスペイン『as』によると、シャビ・アロンソ監督はレアル・マドリーに対して2選手の獲得を希望している模様。クラブ側が長年注視していたマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)とフロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)の獲得を最優先に希望しているようだ。
スビメンディに関しては、ソシエダとの契約解除金が6000万ユーロ(約99億円)に設定されていると見られている。こちらはアーセナルとの争奪戦になるようだ。一方でシャビ・アロンソ監督の教え子でもあるヴィルツだが、移籍金は最低でも1億ユーロ(約164億円)以上となり、さらにバイエルン・ミュンヘンとの争奪戦によって状況は複雑化すると指摘されている。
さらに『as』は上記2人に加えて、ドイツ代表DFヨナタン・ターにも注目していると指摘。ターとレヴァークーゼンの現行契約は今季限りであり、一部ではバルセロナとの事前合意も伝えられている。しかし、バルセロナの財政状況と守備陣におけるニーズの変化により、レアル・マドリーにも契約のチャンスがあるようだ。現時点でこのポジションの最優先候補はスペイン代表DFディーン・ハイセンだが、シャビ・アロンソ監督はターを3バックシステムにおいて不可欠な存在と考えており、獲得に賛成したという。今後の動向に注目だ。


