レアル・マドリーFWロドリゴが、クラブ首脳陣に残留の意思を伝えた模様だ。スペイン『マルカ』電子版が報じている。
今年2月から大きく調子を落とし、ラ・リーガ終盤戦ではレアル・マドリーがメディカルレポートを出さなかった負傷によってクラシコなどを欠場し、公の場に姿を現さないまま大会を終えたロドリゴ。精神的な落ち込みも心配された同選手は、今夏にレアル・マドリードを退団する可能性が報じられてきた。
だが『マルカ』によれば、ロドリゴはここ最近、フロレンティーノ・ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェスGD(ゼネラルダイレクター)に対して、レアル・マドリードでプレーし続ける意思を伝えたという。
その一方でレアル・マドリー側は、これまで通りロドリゴをサポートしていく考えながらも、今季後半戦に極度の不振に陥ったことは危惧している様子。ロドリゴの選手としてのポテンシャルを信じるクラブは、6月半ばに開催されるクラブ・ワールドカップを皮切りに、ピッチ上でリアクションを見せることを求めているようだ。
また『マルカ』によれば、レアル・マドリーのクラブオフィスに、他クラブからのロドリゴの獲得オファーは一つも届いていない模様。だがロドリゴの未来はまだ決まっておらず、それは彼が今後リアクションを見せられるかにかかっていると記した。
なおレアル・マドリー新指揮官のシャビ・アロンソ監督は、就任会見で「私たちはロドリゴを必要としている」とブラジル人FWを戦力に数えていることを強調し、復活を果たすことに期待を寄せていた。


