レアル・マドリーは4日のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマンチェスター・シティ戦に3-1で勝利。合計スコア6-5で4シーズンぶりの決勝進出を果たした。後半終了間際に2得点を決めて、試合を延長戦までもつれ込ませたFWロドリゴは、自分の成し遂げたことが信じられない様子だ。
後半途中から出場したロドリゴは90分にMFエドゥアルド・カマヴィンガ、91分にDFダニ・カルバハルのクロスからゴールを記録。合計スコアを5-5で試合は延長戦に突入し、延長戦前半にFWカリム・ベンゼマがPKからゴールを決めてマドリーがPSG戦、チェルシー戦に続く劇的逆転勝利を達成している。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたロドリゴは、狐につままれたような気持ちであると告白している。
「説明できない。今日、起こったことについて、僕は説明する言葉を持ち合わせていない。神様が僕のことを見て、こう言ったんだ。『今日はお前の日だ』って。マドリーをいるべき場所、つまりはチャンピオンズ決勝まで連れて行けて、とても幸せだよ」
「チームメートたちが何を言っているのかも聞こえなかった。何が起きているのか、まったく信じられなかったから。自分の最初のゴールがいつ決まったのかも分からない。僕たちはすでに死んでいたけど、ああしたことが起こったわけだ。みんなが僕を祝福しに来た。僕はとても幸せだ」
ロドリゴはまた、レアル・マドリーが伝統的に有しているとされる不撓不屈の精神についても触れた。
「このユニフォームを着ることで、最後まで戦うことを学んだよ。僕たちはほとんど死んだも同然だったが、自分のゴールで少し信じ始めることができた。僕たちはこれまでだって逆転勝利を果たしてきたんだ。今日は自分の1点目が決まり、さらに1点を決められた。とても幸せだ」
「アンチェロッティ? 監督は僕たちにとって友人だ。いつも自分たちと話しているし、友人の一人だよ」




