レアル・マドリーが、スペインの地上波で放送されている自クラブの公式テレビチャンネル『レアル・マドリーTV』で、再び審判批判を展開した。
14日のラ・リーガ第17節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を3-3のドローで終えたレアル・マドリー。これまでも容赦ない審判批判を展開してきた『レアル・マドリーTV』は、この一戦におけるマルティネス・ムヌエラ主審のレフェリングを酷評した。「審判がマドリーの勝利を阻んだ」としている。
「またも、ひどいレフェリングが行われてしまった。2つの明確なPKが取られなかったのだ。一つ目はギュレルを押した行為、二つ目はムミンをヴィニシウスを蹴った行為である。加えて、その前にヴィニシウスがダッシュした際、彼はつかまれてプレーを妨害された。ヴィニシウスは審判にイエローカードを提示するよう求めたが、そこでマルティネス・ムヌエラが誰にカードを出したか予想できるだろうか? 何と、ヴィニシウスに対してである。彼は累積警告で次戦を欠場することになる」
「私たちはうんざりしている。いつもこういったことが起こる。何かが焦げついた臭いがしてる。マドリーは難しいスタジアムで勝ち点2を落としてしまった」
『レアル・マドリーTV』はさらに、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”を引き合いに出して、審判が操作されている可能性すら示唆している。
「今日マルティネス・ムヌエラは、またも同じチームに対して深刻な間違いを犯した。3-3で終わった試合において、あの二つのアクションは決定的だった。彼のレフェリングの間違いはいつも同じ方向に向けられている。それがネグレイラの手垢のついたリーグで起こることなのだ。もちろん後ほど、スポーツ面やレアル・マドリー自体が抱える問題について話したっていい。だが重要な事実は、このネグレイラに一度侵されたリーグで、再びレアル・マドリーが苦しんだということだ」
「マドリーがプレーを改善しなければならない? それは間違いない。しかしネグレイラのリーグはフットボールの話をさせてくれない。いつも同じチームが、レアル・マドリーが犠牲になることを話すように義務付ける。マドリーはリーグ優勝を争うための勝ち点2を失ったのだ」


