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Florentino PerezGetty Images

レアル・マドリー会長ペレス、PSG会長に牙を剥く「私たちが中小クラブとの競争をこわがっている?マドリーがどういう存在か忘れてくれるな」

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、パリ・サンジェルマン及び欧州クラブ協会(ECA)のナセル=アル・ケライフィ会長に反論している。

2日にソシオ総会を開いたレアル・マドリーだが、ペレス会長はスーパーリーグ構想で対立しているECAのケライフィ会長について言及することを忘れなかった。先にケライフィ会長は「フットボールは小さいクラブ、中くらいのクラブ、大きいクラブ、そしてファンのすべてに敬意を示さなくてはならない。しかし、いくつかのクラブは中小クラブに大きくなってほしくないようだ。彼らは競争がこわいんだよ」とマドリー、バルセロナ、ユヴェントスのスーパーリーグ組に対して発言していたが、ペレス会長がこれに反論をしている。

「スーパーリーグのフォーマットについて、議論を終えるようなことがあってはならない。欧州の司法機関はすでに、UEFAの寡占状態に疑問を呈し始めている。それにスーパーリーグは閉じられた大会ではなく、25%の枠が開かれている」

「ECAの会長は先に、マドリーがECAがこわいと言っていた。しかしECAの会長には、レアル・マドリーがどういう存在かを忘れないでもらいたい(ここで大きな喝采)。競争は私たちのDNAに組み込まれている。そしてこのクラブには共同体としてのフットボールを守る責任があり、それはどんな脅迫をも受け入れないことを意味しているんだ」

「スーパーリーグは今も裁判で争われており、欧州フットボールの行方を決定づける判決が下されることになる。判決後には、フットボールに状況を逆転させるために全員で努力をしなければならない。マドリーのフットボールに対する気概に、疑いの余地はないんだ」

ペレス会長はまた、スーパーリーグのフォーマットに大きな価値があることを改めて強調した。

「問題を解決するためには、まず問題があることを認めなくてはならない。私たちの愛するスポーツは、欧州で病気にかかっており、一番人気の座を失いつつある。若者たちはどんどんと興味をなくしているし、現行の欧州カップ戦が提供できないクオリティーの商品が必要なんだ。フットボールを本来の場所に戻すためには、最高の試合を提供する必要があるんだよ」

「ナダルとフェデラーは、ここ数年で40回は戦った。ナダルとジョコビッチだって……。一方でリヴァプールに目を向ければ、私たちは彼らと67年間で9回しか戦っていない。チェルシーとの対戦回数は4回で、最後の2回はここ最近だ。ファンからそうした試合を取り上げる意味性はどこにある? フットボールの状況を異なるスポーツに当てはめたとしたら、ナダルとフェデラーはここ最近でわずか3回しか対戦できないことになる。UEFAが反対の道に進もうとしていることは理解できない。チャンピオンズリーグの新たなモデルは、ファン離れを引き起こし、フットボールを衰退へと導くだけだ。フットボールのクラブは、世界で最もリッチな組織のベスト10に入っていない。それは、ここ古き欧州で何か間違いを犯しているということだ」

その一方でペレス会長は、ラ・リーガのハビエル・テバス会長に対しても牙を剥いている。

「ラ・リーガは、4年前と同じ価格での放映権売却を、どうして成功と捉えているんだ? 今はインフラの真っ只中だというのに。有料の視聴登録者数が40%落ちたとして、その解決方法は価格の引き上げだ。残っている視聴者たちに、より高額なオファーを提供してね。彼らは大衆のものであるべきフットボールを、単なるフットボールの商品にしてしまっている」

「またCVCのプロジェクトは違法なものであり、各クラブを50年間抵当に入れている。私たちはバルセロナ、アスレティックとともに反対の立場を維持していく。NFLは各チームがホームで8試合しか戦っていないが、その放映権収入はチャンピオンズを上回っている」

「繰り返させてもらうよ。アメリカはとても素晴らしいことを成し遂げ、古き欧州はひどいことになっている。フットボールは、この闘争に負けているんだよ」

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