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osasuna real madridGetty Images

オサスナに敗戦、アルベロア・マドリーの光と影…識者「攻守のバランスは改善された。しかし攻撃の問題は相変わらずだ」

21日のラ・リーガ第25節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦を1-2で落とした。スペイン人識者は、マドリーが攻撃面で問題を抱えていることを指摘している。

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出プレーオフ1stレグ、敵地でのベンフィカ戦(◯1-0)では良質なパフォーマンスを見せて、またも評価を上げたアルベロア監督率いるマドリーだが、その直後に痛い黒星を喫した。マドリーはこのオサスナ戦、相手の堅守に苦戦し、38分にブディミルのPK弾で先制を許す。73分にヴィニシウスが同点ゴールを決めたものの、90分にラウール・ガルシアの決勝点を許して敗戦。翌日にレバンテ戦を控えるバルセロナに首位の座を明け渡す可能性をつくっている。

レアル・マドリーに選手、下部組織の監督として在籍し、現在は人気解説者として活躍するアルバロ・ベニート氏は、マドリーがアルベロア監督が率いるようになり、攻守の均衡というベースになる部分は改善されたとの見解を示す。しかし攻撃面において、相手の守備を崩す手段が欠けていると指摘した。

ベニート氏はスペインのラジオ局『カデナ・セール』の番組で、次のように語っている。

「私が思うに、今のマドリーはより確実なチームとなっている。それは良い部分と言えるだろう。基礎的な部分が設計されているし、相手のカウンターに対してしっかり対応できているのは、とても好ましいことだ」

「マドリーはゲームの大半をコントロールしていた。あの2失点については、どちらも集中力と確信を持ったプレーがあれば防げたはずだった。トップレベルでは、その二つがないと罰せられてしまうんだよ」

「マドリーが抱える問題は、別に新しい物でもなんでもない。彼らの攻撃は深みが取れない。それにボールを素早く回すといっても、ビルドアップやラストパスに関わる選手たちを見ていると、実践するのは非常に難しいと感じる。彼らの攻撃には流れも精緻さもないからだ」

「マドリーはもっと縦に速いチームにならなければいけない。ヴィニシウスを除けば、マークを外す動きもスペースを突く動きもない。唯一あった縦を突く動きは、バルベルデのアシストをしたプレーだった。それ以外では何も動きがない。サイドバックも2列目の選手たちも深みを取ろうとはしなかった。これがマドリーの抱える問題なのだ」

ベニート氏はその一方で、低調なパフォーマンスに終始したエンバペについては、ヒザを負傷してからプレーレベルが落ちているとの見解を口にした。

「エンバペは今季最初の数カ月のようなレベルにない。怪我が彼を弱らせているようで、明らかに100%ではないね」

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