ArrasateGetty Images

レアルに敗れて悲願の初タイトルを逃したオサスナ…ピッチで涙した指揮官アラサテ「ファンの姿を見てもうダメだった」

6日のコパ・デル・レイ決勝でレアル・マドリーに1-2で敗れ、クラブ史上初のタイトルに届かなかったオサスナ。試合直後のジャゴバ・アラサテ監督は、あふれる涙を抑えることができなかった。

2分にFWロドリゴの先制点を許したオサスナは、58分にMFルーカス・トロのミドルシュートで一時同点に追いつきながらも、70分にもう一度ロドリゴにネットを揺らされて敗戦。2005年以来となるコパ決勝の舞台で、再び辛酸をなめることになった。

試合直後、オサスナの面々はアンダルシアの試合会場カルトゥハまでやって来た約2万人のサポーターに対して感謝の気持ちを表したが、サポーターから温かな喝采を受ける中、アラサテ監督は涙を止めることができなかった。

それからスペイン『TVE』とのインタビューに応じたオサスナ指揮官は、その場面について次のように振り返っている。

「ずっと緊張していたのだが、ついに決壊して泣いてしまった。ああなってしまったというほかない。ファンのことを考えると、とても辛い。彼らの姿を見て、もうダメだった。泣いてしまったよ」

「私たちのサポーターはコパ優勝に値した。私たちは彼らのことを誇らしく思っている。彼らが力をくれたんだ」

「私たちにとってファンタスティックなコパだった。しかし、レアル・マドリーがどういうチームなのかは分かっていたんだ。一度同点に追いついたときには勝てるとさえ感じたが、しかし2点目を決められてどうにもならなかった」

ロドリゴの2得点はどちらも、FWヴィニシウス・ジュニオールのドリブル突破を起点に生まれている。

「ヴィニシウスを止めるのは本当に難しい。モンカジョラにペーニャをサポートをつけて抑えようとしたのだがね。ロドリゴは2ゴールを決めたわけだし、マドリーは世界最高の選手たちを擁しているということだ」

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