レアル・マドリーが主将DFナチョ・フェルナンデス(34)に対して、契約延長オファーを提示したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
レアル・マドリーの“ワン・クラブ・マン”であるナチョは”今季、シーズン序盤こそベンチに座る機会が多かったものの、DFエデル・ミリトンに続きDFダヴィド・アラバがまで前十字靭帯断裂で長期離脱を強いられて以降、DFアントニオ・リュディガーと並んでチームをDFラインから支える活躍を披露。ラ・リーガとチャンピオンズリーグの二冠に貢献した。
レアル・マドリーとナチョの契約は今季限りとなっており、ナチョは11歳から在籍するクラブを後にすることも考慮しているとされる。しかしながらマドリーは来季、UEFAスーパーカップ、インターコンチネンタルカップ、スペイン・スーパーカップ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップと合計7タイトルを争うことを踏まえて、ナチョを戦力として数え続けることを希望しているようだ
『マルカ』によれば、レアル・マドリーはナチョに正式な契約延長オファーを提示した模様。同選手は今季が終わり、契約も切れる6月30日までに返答することになるという。
なお現在、ナチョの移籍先候補は2つある模様。一つはスポーツ面や家族の生活面を考慮したアメリカのメジャー・リーグ・サッカーで、もう一つは元チームメートFWクリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスルで、こちらからは金銭的に非常に魅力的なオファーが届いているようだ。
果たして、ナチョはどのような決断を下すことになるのだろうか。なおレアル・マドリーとの契約が今季で切れる残り2選手について、MFルカ・モドリッチは延長が確実となっており、FWホセル・マトもエスパニョールの1部復帰次第ではあるが買い取りオプションの行使が濃厚とみられている。


