Kylian-Mbappe(C)Getty Images

レアル・マドリー、エンバペとの契約交渉が難航か…クラブのオファー内容と母親の要求がかけ離れているとスペイン紙報道

レアル・マドリーと今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が切れるFWキリアン・エンバペの契約交渉が難航しているようだ。スペイン『マルカ』電子版が「エンバペ獲得が簡単だと誰が言った?」との見出しで報じている。

今度こそレアル・マドリー加入に傾いているとされるエンバペ。しかし『マルカ』によれば、前回のオファー内容と同等か、それ以下の条件で契約を結ぶ意向と報じられるマドリーと、エンバペの母親ファイザ・ラマリさんの要求する条件は「かけ離れている」とのことだ。

フランス方面の情報に強い同メディアのレアル・マドリー番記者は、次のように記している。

「(PSGとの)契約が6月30日に切れるキリアン・エンバペは、レアル・マドリーでのプレーを望んでいる。実際、PSGに対しては6月に契約を延長しない旨を伝えていた。このことから(マドリーのエンバペ獲得は)簡単に思われたが、しかし世界最高の選手を引き入れることはそんな単純ではないのだ」

「1月の段階ですべての方がついているだろうと言われていたが、しかし2月も同じ状況が続いており、おそらく3月も同様のことが話されているのだろう。キリアンはすでに(マドリー加入の)決意を固めているかもしれない。が、彼本人も彼の周囲もそのことを認めてはいない」

「マドリーはファイザ・ラマリとぶつかった。煮ても焼いても食えない、妥協のない女性。たとえキリアン本人に譲歩する気があったとしても、彼女は自分の条件を押し付ける。現時点で、(ファイザ・ラマリさんの求める条件は)クラブのオファー内容とはかけ離れているようだ」

「キリアンの代理人である彼女はここ最近のインタビューで、PSGと結んだ最後の契約延長について『もし100億ユーロを提示されても、私たちはそれを受け入れたでしょう。それがシステムというものです』と話していた女性だ」

『マルカ』はまた、PSG側はエンバペの残留を希望しながらも、同選手が退団した場合のプランも用意していると報じている。果たして、エンバペは来季どこでプレーしているのだろうか。

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