15日のラ・リーガ第28節、レアル・マドリーは敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に2-1で勝利した。チームの全得点を決めたFWキリアン・エンバペは、日程的に非常に困難な試合であったことを認めている。
マドリーはPK戦の末に突破を果たした12日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、アトレティコ・マドリー戦から66時間後にこのビジャレアル戦に臨んだ。7分に先制されながらも、17分、23分のエンバペのゴールでスコアをひっくり返し、勝ち点3を獲得している。
試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたエンバペは、休みが満足に取れない一戦で、体力的に厳しかったと振り返った。
「とても重要で、とても難しい試合だった。ビジャレアルは良いプレーを見せている上位のチームだからね。とても難しかったけど、それでも僕たちには意志の強さや、プレーに臨み勝利する意欲があった。最後まで戦い抜いて、勝ち点3を獲得することができた」
「アトレティコとの試合は皆が見たはずだ。激しく、感情をすり減らす120分間だった。そのために今日は、ウォームアップから疲労で難しい状態だったね。それでも僕たちはこのエンブレムに敬意を払わなければならなかった。最後まで戦わないといけなかったんだ。自分たちが持っているものすべてを出し尽くしたし、それで勝利に届いたね」
この試合の2得点で今季得点数を31に伸ばしたエンバペ。マドリー加入シーズンで、ロナウド・ナザリオ氏が記録した30得点を上回り、クリスティアーノ・ロナウドの33得点にも2点まで迫った。
「良い感じだ。僕の2025年は、個人としてもチームとしてもうまくいっている。僕の仕事はチームが勝つための助けとなることにほかならない」
「ゴールは大切だけど、ただの数字さ。クリスティアーノやロナウドよりゴールを決めたとしても、彼らより偉大な選手になれるわけじゃない。重要なのはタイトル獲得を助けることだ。ラ・リーガ、チャンピオンズ、コパで優勝したときにこそ、決めたゴールは価値を持つんだよ」
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)



