FWキリアン・エンバペの到着にレアル・マドリーのサポーターは色めき立っている様子だ。
昨季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が切れたエンバペをフリーで引き入れるレアル・マドリー。EURO2024でフランス代表が敗退した直後には、16日に入団セレモニーを開くことを発表したが、セレモニーの開催前から“エンバペ狂想曲”が始まることになった。
レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われる入団セレモニーのチケットを、まずソシオ（クラブ会員）を対象に配布する予定だったが、その時点で10万人がチケットを求める事態となった。またチケットは無料となっているが、インターネットでは最大100ユーロ（約1万7000円）での転売が行われている。
レアル・マドリーの入団セレモニーで、これだけの規模の反響があるのは、2009年にFWマンチェスター・ユナイテッドから獲得したFWクリスティアーノ・ロナウド以来のこと。現アル・ナスルFWのセレモニーでは、8万人以上のサポーターがベルナベウに集結し、同選手とともに「ウノ、ドス、トレス…アラ・マドリー！」と叫んだ。
レアル・マドリーはエンバペのセレモニーで、サポーターのために何席を用意しているか明かしていない（普段は8万4000人を収容可能）。ただしスペイン『マルカ』によれば、同クラブはC・ロナウドのセレモニーと同じか、もしくはそれ以上の人を集めることを見込んでいるようだ
