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レアル・マドリー、ルーカス・バスケスの退団を発表…公式戦402試合出場にチームトロフィー23個

レアル・マドリーは16日、元スペイン代表MFルーカス・バスケスの退団を発表した。

2007年に16歳でレアル・マドリーの下部組織に加入したバスケス。以降、順調に昇格し、エスパニョールへの期限付き移籍を経て、2015年にファーストチームデビューを飾った。その後、10シーズンにわたって公式戦402試合に出場し、5度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝など23個ものトロフィーに恵まれた。

右サイドならどこでもプレー可能なユーティリティ性を兼ね備えたバスケスだが、近年ポジション争いで後れを取り、定位置をつかめず。昨シーズンは途中出場を中心に51試合に出場して2得点8アシストを記録し、FIFAクラブワールドカップ2025では2試合でピッチに立った。しかし、0-4で敗れた準決勝パリ・サンジェルマン戦が同選手にとって、レアル・マドリーの選手としてのラストゲームになった。

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長はクラブの公式ウェブサイトで「ルーカス・バスケスはレアル・マドリーの価値を模範的な形で示し、これにより彼はファンに最も愛された選手の1人になった。彼はハードワークや忍耐、謙虚さ、このユニフォームを着ての成功のために欠かせない勝利のスピリットを象徴している。彼はすべてのマドリディスタの愛情と称賛を受ける選手だ。レアル・マドリーはこれからも彼の家であり続ける」と労った。

なお、バスケスは現地時間17日午後1時から退団会見を行う予定だ。

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