スペイン『アス』は、レアル・マドリーがFWロドリゴを売却する可能性があると報じた。
公式戦ここ21試合でわずか1ゴールと、絶不調に陥っているロドリゴ。26日のコパ・デル・レイ決勝では先発で出場しながら、またも攻撃面での貢献少なく、ハーフタイムに負傷明けでベンチスタートとなっていたエンバペと交代している。
『アス』は、ロドリゴがレアル・マドリーで、もっと言えばエンバペ、FWヴィニシウス・ジュニオール、MFジュード・ベリンガムと形成する“ファンタスティック4”の中で、最も窮屈な思いをしているとの見解を示している。
ロドリゴはほかの3選手と比べてスポーツ面、またマーケティング面な魅力で劣っていると、これまで指摘され続けてきた。また“ファンタスティック4”の全員起用では攻守のバランスが取れず、ここ最近は“外すならばロドリゴ”との論調が繰り返されている。サウジアラビア移籍の可能性がささやかれてきたヴィニシウスが、結局レアル・マドリーとの契約を2030年まで延長することで合意したとされるのも、ロドリゴをさらに厳しい立場に追いやるものだったかもしれない。
こうした状況で『アス』は、レアル・マドリーがロドリゴを売却する可能性があると報道。レアル・マドリーは今夏の移籍市場で、リヴァプールDFトレント=アレクサンダー・アーノルドをフリーで引き入れるほか、中盤およびDFを獲得する考えとされる。そのため現状に満足していないロドリゴを売却して、その収入を補強資金に充てるかもしれないとのことだ。


