MbappeGetty Images

レアル・マドリー加入後初のハット!エンバペ「今は自然に連係プレーができる」「得点王よりチームでタイトルを勝ち取りたい」

25日のラ・リーガ第21節、レアル・マドリーは敵地ホセ・ソリージャでのバジャドリー戦に3-0で勝利した。この試合の全得点を決めたFWキリアン・エンバペは、何よりもチームの勝利を喜んでいる。

現代フットボールの“怪物”が“そうである所以を誇示した。エンバペはこの試合の30分、MFジュード・ベリンガムとのワン・ツーから先制点を記録。さらに57分にはFWロドリゴのお膳立てから2点目を決め、91分にはPKからもネットを揺らしてマドリー加入後初のハットトリックを達成している。

エンバペは今季公式戦22得点目(ここ14試合では13得点)。ラ・リーガでは15得点と得点ランク首位を走るバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキに1点差まで迫った。今季序盤は低調だった同選手だが、現在はほかの選手と比べて倍速で動いているような圧倒的なキレのプレーを見せており、マドリーを引っ張る存在となっている。

試合後、『レアル・マドリードTV』とのインタビューに応じたエンバペは、ラ・リーガで首位に立つ自チームが2位アトレティコ・マドリーに勝ち点4差をつけたことを喜んだ。

「ハットトリックもそうだけど、それよりも勝ったことに幸せを感じている。毎週そう言っているけど、今日のアトレティコの結果(ビジャレアルと引き分け)から、なおさらそう思えるよ」

「僕たちは良いプレーを見せなければならなかった。1点目はコレクティブなアクションから決めたものだった。後半は最高のプレーを見せていた時間帯に2点目を決め、その後うまく試合を管理して3点目も決められたね」

「ハットトリックは自信を与えてくれる。だけど、38節まで消化しないと何も終わらないんだ。僕たちには自信があるけど、このまま進み続けなくてはならない」

マドリーで、センターフォワードとしてプレーして真価を発揮できるか疑われていたエンバペだが、その疑いはすでに払拭されたと言ってもよさそうだ。

「加入初日、僕は攻撃の三つのポジションのどこでもプレーできると言ったはずだ。自分がすべきことはチームへの適応だった。もう、すべてがはっきりしたはずだよ。僕は右サイド、中央、左サイドのどこでもプレーできる。チームメートとは自然に連動できるようになったし、このままの調子で進んでいきたい」

FWヴィニシウス・ジュニオールとFWロドリゴは先に、エンバペを得点王にするために助けていくと発言していた。

「自分も彼らはを助けていかなくちゃいけない。僕たちが望むのはマドリーが勝つことだ」

「自分がピチチ(得点王)になれるのは素晴らしい。キャリアの中で何度もなってきたことだしね。だけど、僕はチームと一緒にタイトルを勝ち取りたいんだ」

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