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ラ・リーガ6連勝も冴えないプレーが続くレアル・マドリー…識者「彼らの問題はサッカーができないこと」

8日のラ・リーガ第23節、敵地メスタージャでのバレンシア戦を2-0で制したレアル・マドリー。だが現地識者は、チームが問題を抱え続けているとの見解を示す。

バレンシアの守備をなかなか崩せずにいたマドリーだったが、65分にDFアルバロ・カレーラスが個人技から先制点を獲得。ペナルティーエリア内で6人に囲まれながらも右足でシュートを放ち、ネットを揺らした。また91分にはMFブラヒム・ディアスのグラウンダーのクロスからエンバペが加点して、勝負を決めている。

ラ・リーガでは6連勝と結果こそ出しているマドリーだが、効果性のあるプレーを見せているという印象も少ない。今回の試合でも相手の守備を攻略する場面は乏しく、カレーラスがほぼゼロから生み出したゴラッソがなければ、どのような展開になるかは不透明だった。

スペイン『アス』のハビエル・シジェス副編集長は、マドリーが抱える問題を“フットボール”の欠如と指摘。トニ・クロース氏が引退し、MFルカ・モドリッチが退団したマドリーの中盤には、ボールを巧みに扱える選手、つまり“フットボール”をプレーできる選手がほとんどいないとの見解を示す。もしいるとすれば、それはMFアルダ・ギュレルとのことだ。

「レアル・マドリーの最たる問題は、フィジカルが足りていないことだと言われている。現在チームは“ミニプレシーズン”と称してフィジカルトレーニングに重点を置いているが、現実的な問題はそこにはない。マドリーに足りていないのは、“フットボール”だ」

「バレンシア戦で中盤を構成したバルベルデ、チュアメニ、カマヴィンガには“足”があり、努力もできる。が、プレーアイデアはそこまでない。唯一“フットボール”ができるのはギュレルだが、なぜあれだけ右サイドに寄ってプレーしていたのか、その理由を説明するのは難しい。」

「ギュレルも安定はしていないが、それでも中盤で唯一違いを生み出せる選手だ。そんな彼を中央ではなくサイドに置いていたら、それはマドリーの攻撃の恩恵にはならない」

「バレンシアの組織的な守備を前にマドリーの攻撃は行き詰まったが、それは彼らの現状を如実に表していた。今のマドリーには思考力も閃きも度胸もない。しかし幸いにもカレーラスがそのゴラッソで彼らを危機から救い、エンバペが勝利を決定付けている」

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