Girona FC v Real Madrid CF - LaLiga EA SportsGetty Images Sport

危機的状況のレアル・マドリー、西紙が指摘する問題は…「勘違いされているが選手たちに意欲はある。だがどうプレーすべきか理解していない」

11月30日のラ・リーガ第14節、レアル・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦を1-1で引き分けた。ここ5試合でわずか1勝と低調が続くシャビ・アロンソ監督率いるチームだが、現地メディアの識者はプレー的な構造が欠けていることを指摘している。

ジローナの規律ある守備と鋭い速攻に苦戦したマドリーは、45分にMFアゼディン・ウナヒの先制点を許して前半を終える。後半に攻勢を強めると、67分にFWヴィニシウス・ジュニオールがPKを奪取し、FWキリアン・エンバペが同点ゴールを記録したが反撃はそこまで。1-1ドローで勝ち点1を分け合い、バルセロナに首位の座を明け渡した。

勝利に恵まれず、危機的状況と騒がれるレアル・マドリーだが、欠けているものは何なのだろうか。スペインのスポーツ紙『アス』のハビエル・シジェス副編集長は、最近団結力が高まっているという報道もある通り、選手たちのプレーに臨む姿勢は問題ないとの見解を示す。足りないのは、プレー的な構造であると指摘している。

「マドリーがつまずくとき、いつも姿勢やインテンシティーや意欲が欠けていると分析される。しかし多くの場合、その指摘は見当違いなのだ」

「例えば、シャビ・アロンソのマドリーはそういったものが欠けているわけではない。彼らに必要なのはプレーのレベル、明確性だ」

「ジローナ戦で、彼らは再びビルドアップと中盤のプレーに限界があること、エンバペとヴィニシウスに依存し過ぎていることを露呈している。前半は全選手がどうポジションを取ればいいのか理解していないようだった。ギュレルはベリンガムよりも前に位置し、バルベルデは右サイドから中央に寄り、トレントとフラン・ガルシアはどちらも前に上がっていた。彼らは後方の3選手でビルドアップを試みたりしていたが、ジローナの構造を揺るがすことはできなかった。ポジショニングが悪いマドリーは、ジローナの速攻を前に守備のトランジションで失敗を犯していたが、それこそジローナのウナヒのように攻守のバランスが取れる選手が必要だろう」

「後半、マドリーはカマヴィンガを投入してフィジカルを強化し、エンバペの断続的なプレー、ヴィニシウスの1対1を頼りに反撃した。彼らは最後までチャレンジして、逆転勝利にだって値したかもしれない。しかし彼らが現在見せているフットボールは、勝利からは見放されている」

なおレアル・マドリーの次戦は、3日に行われるラ・リーガ第19節分、アウェーでのアトレティック・クルブ戦だ。プレーの質を上げて、勝利を取り戻すことはできるのだろうか。

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