4日のラ・リーガ第8節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのビジャレアル戦を3-1で制した。シャビ・アロンソ監督は試合後、勝利への満足感を表している。
ビジャレアルの堅守を前になかなかチャンスを迎えられずにいたマドリーだったが、47分に左サイドからドリブルを仕掛けたFWヴィニシウス・ジュニオールが先制点を記録。また69分にはヴィニシウスが自ら獲得したPKから2点目も決めた。73分にはFWジョージズ・ミカウタゼに1点を返されたものの、81分にFWキリアン・エンバペもゴールを決めて、ラ・リーガ2試合ぶりの勝利を飾っている。
試合後会見に出席したシャビ・アロンソ監督は、次のような感想を述べた。
「良い感触だ。懸命な努力が必要な試合で、自分たちの時間を待たなければならなかった。最初のゴールを決めるのに苦労したが、チームはあきらめることがなかったし、だからこそヴィニのゴールが生まれた。後半は、もっと早い段階で試合を決められた可能性もあった」
「プレーの意図? ゲームを支配すること、ボールを持っていないときには激しく、アグレッシブでプレーすることだ。前半は幾度か前線でボールを奪い、ゴールを決める寸前までいった。ハーフタイム、選手たちにはゲームをコントロールしなくてはいけないと言ったよ。本当に重要な試合、勝利となった」
また、この試合で2ゴールを決めたヴィニシウスに対して、称賛の言葉を述べている。
「とても良かった。別にゴールだけを言っているわけじゃない。そのパフォーマンスは決定的だった。前半は完全に、彼が均衡を崩していた」
「彼が笑い、楽しんでいる様子を見るのが好きだ。今日はハットトリックを決める寸前だったね」
今季ここまで、マドリーのPKキッカーはエンバペが務めてきたが、この試合でなぜヴィニシウスが蹴ったのだろうか。
「彼らが決めたことだ。しかし私たちの第1キッカーはエンバペであり続ける」
シャビ・アロンソ監督は、肩の手術から復帰したMFジュード・ベリンガムを2試合連続でベンチスタートとした。
「復帰して、もう2週間以上練習に取り組んでいる。どんどん良くなっているし、10月には最高の状態となるだろう。私たちは彼が“プレシーズン”を終えるのを待たなくてはいけない」
「もう一度アトレティコとのダービーを戦うとして、ベリンガムを再び先発させるか? 皆を惹きつける質問だね。しかし、私が何を言おうとも意味はないだろう」




