元ブラジル代表FWロナウド氏が、現役時代に一緒にプレーした中で“最も上手い選手”と“最も下手な選手”を挙げている。
1990〜2000年代に超絶的なスピード、ドリブル技術、決定力で活躍したロナウド氏。同胞ロマーリオ氏の『Youtube』チャンネルに出演した“フェノメノ(怪物)”は、クラブ、代表チームで一緒にプレーしたチームメートの中で“最も上手い選手”と“最も下手な選手”を挙げるよう求められ、“最も上手い選手”にはレアル・マドリーでともにピッチに立ったあのフランス代表MFと、2002年日韓ワールドカップでともに優勝を成し遂げた元バルセロナFWの名を口にしている。
「まず、ジダンだね。彼はほかとはまったく異なっていた。凄まじいクラスの選手で、とても技術が高く、簡単にプレーしていた。ジダンは“飛びきり”だったよ」
「もう一人は、ロナウジーニョかな。彼もすごいプレーを見せたね」
また“最も下手な選手”について問われると、「いっぱいいたよ」と言ってロマーリオ氏を笑わせ、クラブではこちらもレアル・マドリーで一緒だった、とにかく走って守るデンマークの守備的MFを挙げている。
「レアル・マドリーに一人、冗談みたいな選手がいたね。(トーマス・)グラヴェセンだよ」
「デンマークの選手だったけど、思い出すのは彼だけだ。本当に素晴らしい、気さくな人だったし、少し前にはポーカーで5000万ユーロ勝ったとか聞いた。ただフットボールをすればひどかった。相手を厳しくマークして、打撃を食らわせるタイプだったね」
「それとブラジル代表で一番テクニックがなかったのは、アマラウ(1995〜96年に代表で10試合プレー)だ。よく走ってボールを10回奪うけど、9回失う選手だった」


