スペイン人指揮官ルイス・ミジャ氏が、古巣レアル・マドリーのゲームメーカー不在問題について語っている。
レアル・マドリーはトニ・クロース氏の引退、さらにMFルカ・モドリッチが退団したことによって、ゲームメーカーの不在が指摘されている。
先に解任されたシャビ・アロンソ前監督は、昨夏の市場でMFマルティン・スビメンディの獲得を求めたとされるが、クラブ首脳陣はMFアルダ・ギュレルらがいるために不足はないことを強調していたと報じられる。だがギュレルはゲームメーカーというよりトップ下のタイプで、現在のところビルドアップ能力の高さは感じられない。
MFだった選手時代、1990年から1997年までレアル・マドリーに在籍したミジャ氏も、ゲームメーカーが欠けていることに同意する。だがマドリーのゲームメーカーを務められる選手が、市場にはほとんどいないことも強調。スペイン『アス』とのインタビューで次のように述べている。
「今、チームにいる選手たちもそれぞれの個性があり、機能はしていると思う。だが、ピッチ上でチームの必要性を理解できる選手がいないのも、また確かだね。ダイレクトでパスをするのか、横パスを出すのか、縦に差し込むのか……そういった攻撃の最善のオプションを選択でき、プレーのテンポを決められる選手がマドリーには欠けている」
「クロースとモドリッチが退団して、マドリーはそういったタイプの選手を必要としている。しかし、補強するにしても誰でもいいというわけではない。ヴィティーニャ、ぺドリ、スビメンディのようなクラスではないとね。どんなレベルでもいいわけではなく、極上でなければいけないんだ」
ミジャ氏は、ゲームメーカーに必要な素養についても語った。
「ゲームメーカーは組織立ったプレーを見せるだけではない。自分の周りに選手を置いて、プレッシングをかいくぐるためのリズムをつくらないといけないんだ。迅速にすべきプレーを考え、実行する必要がある」
「だからこそ人々はクロースやモドリッチを忘れられずにいるんだ。彼らはあまりにスペシャルだった。そんな選手たちを見つけるのは、容易なことではないんだよ」


