レアル・マドリーがボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン(19)獲得に本格的に乗り出すようだ。スペイン『マルカ』電子版が報じている。
オランダのアムステルダム出身で、5歳の頃にスペインのマラガが家族で移住したハイセン。このインターナショナルウィークには、UEFAネーションズリーグ準々決勝オランダ戦でスペインのフル代表としてデビューを果たし、物怖じすることなく好プレーを披露している。
レアル・マドリーがハイセンを獲得候補にリストアップしていることは以前から報じられてきたことだった。しかし今回の代表戦でのパフォーマンスを受けて、いよいよ本格的に獲得に乗り出すことを決めたようだ。『マルカ』は、次のように記している。
「ボーンマスのセンターバックはマドリーに強烈な印象を与えている。それは、すでに彼の能力を把握しているコーチングスタッフに対してではない。そうではなく、マドリーの幹部陣に対してだ(彼らだけではないが)。ハイセンを獲得する道はスタートしている」
レアル・マドリーは、他のビッグクラブも狙うハイセンが「あと15年のキャリアを残すスペイン人DF」であるとして大きな価値を見出しており、その獲得レースに遅れを取る考えは一切ない様子。また『マルカ』曰く、レアル・マドリーが受け取っている情報によれば、ハイセンは同クラブでプレーすることを希望している様子という。
なおハイセンは2024年夏に、移籍金1500万ユーロでユヴェントスからボーンマスに移籍。その市場価値は、それから4倍に膨れ上がったと見積もられている。


