11日のラ・リーガ第35節、レアル・マドリーはアウェーでのグラナダ戦に4-0で快勝した。この試合で1得点1アシストを記録したトルコ代表MFアルダ・ギュレルは、今季加わったチームへの適応に手応えを感じているようだ。
昨夏の移籍市場でフェネルバフチェからレアル・マドリーに加わったギュレル。レンタルで修行を積むことを拒否してトップチームに残ったトルコの天才MFは、負傷の影響もあってかシーズン中盤までは出場機会を得られなかったものの、ここ最近は限られた時間で衝撃的な結果を出している。先発したグラナダ戦では、グラウンダーのクロスからDFフラン・ガルシアのゴールをお膳立てし、さらにF・ガルシアのグラウンダーのクロスをペナルティーエリア内中央で受け、巧みな左足のシュートを決め切った。
ギュレルのラ・リーガにおける得点記録は、255分間出場の3得点に。同リーグで最も得点率が高い選手となっている。
試合後、『レアル・マドリードTV』とのインタビューに応じたギュレルは、次のように手応えを口にした。
「言えるのは、今の自分には大きな自信があるということ。ラ・リーガとチームに100%適応したよ」
「僕たちはチャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けて最高の準備をしなくてはいけない。今日は点差をつけて勝利したけど、僕たちはそこまで祝わなかった。相手は2部降格が決まったばかりだからね」
レアル・マドリーは14のラ・リーガ第36節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアラベス戦で同リーグ優種を祝う予定だが、ギュレルはその瞬間を心待ちにしているようだ。
「僕にとっても多くの選手にとっても初めてのことだ。とても感動するだろうね」




