トルコ代表MFアルダ・ギュレル(20)が、レアル・マドリーで成功をつかむ意欲を示している。
2023年にマドリーに加わったギュレル。昨季12試合の出場にとどまった“トルコの天才MF”は、マドリーやトップレベルでのプレーにより適応した今季、さらなる活躍を見せることを期待されたものの、ここまで出番は制限されている。
今季のギュレルは出場数こそ30試合を数えるが、ピッチに立っていた時間は1000分ほどだ。またラ・リーガではここ7試合の内5試合、チャンピオンズリーグでは4試合連続でカルロ・アンチェロッティ監督から出番を与えられず、ベンチに座り続けている。
ギュレルはトルコ代表としては主力として活躍しており、23日のUEFAネーションズリーグ昇格/降格プレーオフ2ndレグ、ハンガリー戦でもゴールを記録した(3-1で勝利したトルコは2戦合計でも6-1で上回りリーグA昇格)。それゆえにトルコ国内では、レアル・マドリーで出場機会が与えられない状況への不満が募り続けている。
トルコでは移籍を望む声も少なくないが、ギュレル自身はレアル・マドリーで成功をつかむことにこだわっていくようだ。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、「マドリーで幸せか?」との問いに対して次のように語っている。
「マドリーは自分のためのプランを用意をしてくれた。僕はまだそれを信じているよ」
「僕はマドリーで成功をつかめると確信している。マドリーの町に家だって買ったしね。とにかく厳しく練習に励んで、出場に備えたい。今回のハンガリー戦でそうしたみたいにね」
「来季もレアル・マドリーにいるのかって? 僕はレアル・マドリーのファンを愛しているし、彼らのサポートに大きな価値を感じている。本当に感謝をしているよ。僕はプレーするため、チームにとって重要な選手の一人になるためにレアル・マドリーに加入した。その目標を成し遂げるまで、止まることはないんだ」
「今季終盤、チームと個人の目標は? 僕たちには3タイトルを獲得するために戦っていく心構えがある。マドリーは常に各試合に勝つため、各タイトルを獲得するために闘っているんだ。また選手個人として唯一願うのは、各試合でプレーして、タイトル獲得のための助けとなることにほかならない」


