レアル・マドリーは5日のクラブワールドカップ準々決勝ボルシア・ドルトムント戦に3-2で勝利した。この試合の先制点を決めたFWゴンサロ・ガルシアは、トップチームの中で自身が有用な存在であることをアピールしている。
ゴンサロはこの試合の10分に得点。ペナルティーエリア手前左のMFアルダ・ギュレルが左足で浮き球のパスを出すと、エリア内中央で巧みな動き出しを見せて右足でボールを枠内に押し込んだ。ゴンサロは3試合連続ゴールで、今大会4得点目。放った枠内シュートはわずか7本と、抜群の決定力を発揮している。
試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じたマドリー下部組織出身選手は、次のような感想を述べている。
「ギュレルが僕に出してくれたボールがあまりに素晴らしかった。試合前に話していたんだ。彼らはDFラインをとても高く上げるってね。シャビ・アロンソは僕たちがスペースをうまく使わないといけないと言っていた」
「今、自分が成し遂げていることが信じられないよ」
身長182センチながら空中戦も得意なゴンサロ。昨季マドリーのトップチームに欠けていた、FWホセル・マトのような9番タイプの役割を務められるかを問われると、こう返した。
「そうだね。僕はホセルの役割を務めることができる。フィニッシャーとしてプレーできるよ。だけど、そのほかの状況でもチームを助けられると思う」
レアル・マドリーは準決勝で、昨季チャンピオンズリーグ王者PSGと対戦。ゴンサロは、自分たちがマドリーであるという矜持を示している。
「次の相手はPSGだって? 僕たちはレアル・マドリーだ。そのことを示さないといけないね」






