レアル・マドリーは6日にコパ・デル・レイ決勝オサスナ戦に臨み、2-1の勝利で9年ぶり通算20回目の優勝を果たした。フロレンティーノ・ペレス会長は、苦しい戦いを乗り越えて手にした栄冠に大きな価値を見出している。
コパ・ベスト16でビジャレアル、ベスト8でアトレティコ・マドリー、ベスト4でバルセロナを下して決勝まで到達していたレアル・マドリーは、このオサスナとの試合をロドリゴの2ゴールで制して、2014年以来となる優勝を達成した。
ペレス会長は試合後、スペイン『TVE』とのインタビューに応じ、この優勝について次のような感想を述べている。
「すべてのタイトルが努力と犠牲の末に手にできる。まず最初に、素晴らしいシーズンを過ごしているオサスナのことを祝福したい。彼らは全身全霊でプレーし、本当に困難な試合を強いてきた」
「今大会はとても難しいものだった。カセレーニョ戦から厳しい試合だったし、ビジャレアル、アトレティコ、バルセロナと戦った末にこの決勝までたどり着いた。まったく簡単な大会ではなかったよ。オサスナは素晴らしかったし、だからこそ価値を感じている」
ペレス会長はまた、この一戦でも相手選手たちと何度も衝突し、抗議によって警告を受けたFWヴィニシウス・ジュニオールについて言及。同選手がもっと守られるべきとの見解を示している。
「彼はプレーしているポジションでは世界最高の選手だ。今日だけでなく、いつも止めるのが難しい。彼をマークする選手たちは何度もファウルを犯しているが、そのために抗議をする彼がカードを受けるなど、私には理解できんよ」
「フットボールを輝かせる選手たちは、守られなくてはいけないはずだ」




